2015年3月18日 (水)

もち米でつくる 道明寺さくら餅

Img_0011春分の日を挟む1週間、今日から春のお彼岸です。

「暑さ寒さも彼岸まで」との慣用句にあるとおり、ここ数日は冬の寒さがすっかり影を潜め、日中は20℃を超える程の春の陽気。桜のつぼみもぷくっと膨らんでくるこの季節には、やさしい色合いの和菓子が似合いますね。

和菓子の新刊は春先に合わせて刊行されるものが多いため、今時期の書店には品のよい表紙のレシピブックが沢山並んでいます。パラパラと眺めているうちに自分でも手を動かしたくなり、久々に桜のきんとん(練切り)を作りました。

洋菓子に比べて材料も工程も出来上がりも至ってシンプル(というか、地味)ですが、お抹茶と頂くしっとり柔らかな出来たての和菓子は、豊かな豆の風味が味わえるだけでなく、慌ただしい日常のテンポをほんの少しスローダウンしてくれる効果もあるようです。

とはいっても、「和菓子なんてほとんど作ったことがないのに、いきなり練切りだなんて難しそう・・・」という初心者の方におすすめなのが、もち米と電子レンジで作る簡単「道明寺風さくら餅」です。

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『もち米で作る 道明寺風さくら餅』

【材料】(10個分)

もち米        150g        

水          150g

色粉(赤)       少々 ※少量の水(分量外)で溶いておく

上白糖         25g

塩         ひとつまみ

小豆あん     150g

桜葉の塩漬け     10枚

桜の花の塩漬け(あれば)適宜

【作り方】

1)もち米はさっと軽めに研ぎ、ざるで水気をよく切る。分量の水150gに水溶きの赤色粉を数滴落として薄桃色に染め、研いだお米を3時間程度浸ける。

浸水時間を利用して、小豆あんを10等分して丸めておく。桜葉は10分程水に浸けて塩出しし、水気を軽く拭いて軸の部分を切っておく(桜の花を使う場合も、同様に塩出ししてペーパーにとっておく)

2)浸水して柔らかくなったもち米を 米を研ぐ要領で軽く握りながらこすり、わざと割米の状態にする。

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3)ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で2分30秒加熱する。一度取り出し、加熱ムラを馴染ませるように大きく数回混ぜる。再びラップをして2分30秒加熱する。

4)レンジから取り出し、一部を食べてみて美味しく炊けていればよい。まだ生っぽいようであれば、20秒ずつ、様子を見ながら追加で加熱する。

5)ラップを外して乾いたふきんをかけ、そのまま10分程蒸らす。

6)蒸らし終わったら、ふるった砂糖と塩をいれて全体に馴染むようにヘラでよくまぜ、広げたラップの上に棒状に置く(桜の花を入れる場合には、このときに軸元を外した花びらを加えて混ぜる)。

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7)スケッパーなどを使ってもち生地を10等分し、手水をつけながらあんを包み、やや楕円になるよう形を整える。

8)用意の桜葉で、葉脈が外側に来るようにくるむ。好みで、桜葉の代わりに桜の花びらをあしらってもよい。

本来、道明寺さくら餅は「道明寺粉」という干飯を使いますが、わざわざ特別な材料を買い求めなくても、普通のもち米でほぼ同じ仕上がりの美味しいさくら餅を作る事ができます。定番の桜やよもぎだけでなく、ゆかり紫蘇や柚子ピール、ごま味の道明寺もオススメです。

当然ですが、丸めたもち米生地をあんで包めば、お彼岸にぴったりの「ぼたもち(おはぎ)」になります。

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御中日にあたる春分の日、ぜひ手作りの和菓子で一服してみませんか。

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