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2016年8月26日 (金)

ホビークッキング倶楽部では、先日、メルマガを通じて「そうめんに関するアンケート」を実施しました。

どこのご家庭でもなじみ深い夏の定番食材にもかかわらず、めったに話題にされない「そうめん」料理。よそのお宅ではどのように召し上がられているのか、ちょっと気になりませんか…?

今年の猛暑もそろそろ落ち着いてくる頃ですが、まだまだそうめんのストックが残っていて…という皆さまのために、本日は、会員の方から頂いた回答のレポートを抜粋してお届けします♪(回答数:86)


【Q:ご自宅にそうめんのストック(買い置き・頂き物など)はありますか?】

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さすが、夏の風物詩!堂々の結果です。
なんと(特に夏場は)97%ものご家庭にそうめんが常備されていました。


【Q:どの程度の頻度で召し上がりますか?】

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こちらは、「週2回以上」と「週1回程度」の方が拮抗しています。
なかなかの頻度ですが、皆さん、どのように召し上がられているのでしょうか…、気になります。


【Q:そうめん料理のお悩みを教えて下さい】

マンネリ/レパートリーが少なく、他の麺類に比べ調理方法が単純になりがち
・すぐに伸びて、くっついてしまう
・丁度いいゆで加減を判断しにくく、茹ですぎがち
そうめん以外のおかずを作るのが面倒/副菜が思いつかない/栄養バランスが心配
残った時に使い道がないので活用法を知りたい

やはり、お悩みのトップは「マンネリ」「すぐにくっついてしまうこと」。…わかります!

集計中にクスッと笑ってしまったお悩みは、
子供が飽きる/いやがる
・子供は食べたがるが、パンチがないので夫が嫌がる
・他の麺類に比べて、家族のテンションが上がらない(リクエストが少ない)


皆さん、お母さんや奥さまを悩ませないでくださいね。

献立の悩み多き皆さまのマンネリ打破のため、会員の方々に「定番」と「変わり種」のそうめんの食べ方も教えて頂きました。


【Q:定番orおすすめの食べ方を教えて下さい】

まず最も多かった定番の食べ方は、こちらの3種。

市販の麺つゆ&薬味(生姜・ネギ・ごま・みょうが・きざみ海苔など)
ごまだれ(お味噌とすりごまを水で溶いたもの)
五目そうめん(錦糸卵・ささみ・ハム・キュウリ・もやし・かまぼこなどをトッピング)


手軽で飽きない、定番中の定番ですね。

次に、「変わり種」の食べ方です!

辛子明太子で和えて、和風たらこスパゲティ感覚で食べると美味しいです
焼き油揚げ・蒸しナス・ミョウガをのせてぶっかけにします。
チーズ焼きそうめん(フライパンで、ゆでそうめんとチーズを溶かしてこんがり焼く)
・たまねぎ・油揚げ・人参を煮たものを薬味にします
焼き鳥と卵焼き、きゅうりをのせて食べます。


「なるほど、その手が!」という簡単アレンジそうめん、参考になります…。
天かすではなく、焼き油揚げをのせるのは香ばしくて美味しそうですね。
焼きリゾットならぬ、焼きチーズそうめんも、お子さまのおやつや、ビールのおつまみになりそうです。

・茹でたそうめんに「お茶漬けの素」とお湯or麦茶を注いでお茶漬けそうめんにします
・時々、春巻きや巻きずしにします。


『お茶漬けそうめん』は、ありそうでない発想!。
「そば寿司」ならぬ『そうめん巻きずし』も、新鮮です。具に何を巻かれているのか、気になります…。

・薬味にパクチーをつかうのが今年のマイブームです。
・麺つゆにごま油やオリーブオイル、エゴマ油をたらすとコクが出ます
・バジルソースやトマトソース、マヨネーズを入れた麺つゆに、生野菜や薬味を入れて食べます。


パクチー、今年は本当に流行っていますね。フォーの感覚でしょうか。
「麺つゆにナンプラーを入れると美味しい」というお声もチラホラ頂きました。
さっぱり過ぎて物足りないという方に人気が高かったのが、“オイル”系&マヨ足し!
ストックしてある機能性オイルや、冷蔵庫で眠っているソースを麺つゆに足すと、味に変化が出て食べあきないそうです。

ちなみに、食べきれなかったそうめんのリサイクル法は
お味噌汁の具にします
・ハム、野菜を足してマヨネーズで和えるそうめんサラダ
・ツナとニラを入れてチャンプルー
など、皆さまほぼ同様に、美味しく食べ切る工夫をされているようでした。


紙上そうめんい座談会、いかがでしたか?
先日のそうめん食べ比べイベントでご登場頂いた満留邦子先生のレシピブック『そうめん』にも、沢山のアイデアレシピが掲載されていますので、書店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

2016年8月10日 (水)

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突然ですが、みなさま、パイはお好きですか?

昨年秋に開催の「ビストロ料理教室」でも、秋デザートの定番 アップルパイは大人気!
焼きたてサクサクのパイに冷たーいバニラアイスのトッピング、至福の組み合わせですよね。

…それにしても、アップルパイやマロンパイなど、パイ菓子の旬にはまだまだ気の早いこの真夏に、なぜパイの話題…?と怪訝に思われていませんか。

実は、今日の主役は、今が旬の野菜をたっぷり使ったベジスイーツ、「セロリパイ」なんです。


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ことの起こりは、職場でもらった立派な株ごとのセロリ。
元々好きな野菜のため、サラダやスープ煮でも楽々消費できますが、「せっかくなら、これ程沢山あるときにしか出来ない料理に挑戦しなくては!」という“ホビークッキング魂”に火がつきました。


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思い出したのは、長野出身の陶芸家の方から聞いた「セロリジャム」です。
セロリの一大産地である長野では、農家のおばあさん達が加工センターで大量にセロリジャムを仕込んでいるとか。
ということで、レシピもないまま、適当に調理開始です。


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刻んだセロリを圧力鍋でトロトロに煮て、セロリの3割の量のお砂糖と、かなりたっぷりの量のレモン果汁を加え、トロッとするまで煮詰めたら完成です。
この見た目、言われなければまるでルバーブジャム…。味見をすると、驚いたことに“リンゴジャムの親戚”の様な味がします!(注:セロリ嫌いの人にはすぐ察知されますのでご注意ください)


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と、いうことで、“リンゴつながり”から、全く予想外の展開ながら 引き続きセロリパイを作ることにしました。
お料理教室時に満留先生に教えて頂いた通り、美味しいパイシートにケーキクラムを敷き詰め…


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たっぷりシナモンを混ぜた“セロリ5本分(!!)のジャム”と、好物の甘酸っぱいドライクランベリーを詰めて、蓋をします。
約1時間、オーブンで底までしっかり焼けば…


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無事、完成です。
一見、何の変哲もない美味しそうなパイですが、


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断面はしっかりセロリ色。
かなり分かりやすくセロリの存在感がにじみ出ています。

内心こわごわ、3時のお茶の時間に出してみましたが、試食した全員から「これ、美味しい!」「よほどセロリが嫌いな人でないと、何のパイか分からないのでは?」と評価は上々。あっという間に1ホールのパイが売り切れました。



持ち寄りパーティーのデザートに、ちょっと意外性のあるものをお持ちになりたい時など、ぜひ一度お試しくださいね。

2016年5月16日 (月)

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突然ですが、カレーのおとも(トッピング)は何がお好きですか?
我が家のカレーは“本場インド風”ではなく、いわゆる“ニッポンのおうちカレー”なので、昔ながらの「らっきょう」と「福神漬け」が欠かせません。
…とはいっても、市販のらっきょうは、甘すぎたり、添加物が多かったり、肝心な時に買い忘れていたり…、脇役ながら小さなストレスの原因になることがしばしばありました。

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が、入梅前の今時期にらっきょうを自分で漬けるようになった数年前からは、すべて解決!カレーの付け合わせだけでなく、冷酒やビールの気の利いたおつまみにもなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


【甘酢らっきょう漬】

生らっきょう 約1kg ※なるべく鮮度がよく、芽が伸びていないもの
酢 500ml
みりん 100ml
塩 70g
砂糖 220g ※甘さは好みで調節可
タカの爪 1本

【準備】
・ガラス製保存瓶(2リットル容量のものだと安心)をきれいに洗い、乾かしておく

【作り方】
1)らっきょうはたっぷりの水で手早く2〜3回洗い、砂を落とす(洗いながら、1粒ずつにばらす)。ザルに上げて水を切る。

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2)包丁で根のぎりぎりのところと、芽を切り落とす。しなびたり傷がついている薄皮を剥いてきれいに掃除し、水気を拭いてタカの爪とともに瓶に入れる。


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3)鍋に酢・みりん・塩・砂糖をいれて中火にかけ、一煮立ちしたら熱いうちに2の瓶に注ぐ。


4)らっきょうが表面に顔を出しているとカビの原因になるので、清潔なガーゼかラップで落としぶたをし、しっかりと瓶のフタを閉め、冷暗所で保存する。

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左が1年前に漬けたもの。右が本日漬けたものです。最初はらっきょうが浮いてしまいますが、漬けてしばらくすると左の瓶のように、沈んできます。


残念ながら、食べられるようになるまでは2〜3ヶ月待たなくてはなりません。個人的には、過度な酸味や辛みが抜けて味がなじみ、美味しくなってくるのは半年後くらいからだと思うのですが、少し辛みの残るものがお好きな方は、早めに食べても大丈夫です。


一人で作業をしたとしても30分程度、お友達と協力して取り組めばさして手間も時間もかけずに、安心安全で美味しい自家製らっきょう漬けが出来ますので、明日にでもぜひ仕込んでみてくださいね(らっきょうの旬は驚く程短いので、思い立ったが吉日です!)。

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2016年5月 2日 (月)

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2016年4月28日(木)〜30日(日)の3日間に渡り、東京ビッグサイトにて【第9回 ホビークッキングフェア2016】が開催されました。


『おいしさを演出する』をテーマに展開された今年のホビークッキングフェア。
多彩なゲストが連日登場した「ホビークッキングステージ」や、早々に満席御礼となってしまった大人気の「ごちそうさまレッスン」、そして、もちろん嬉しい試食まで、楽しみどころ満載のイベントとなりました。

ところで、ホビークッキングフェアには、今回から“食べるを楽しむ、作るを楽しむ3日間”というショルダーコピーがついたことにお気づきでしたか?
フェアの特長を分かりやすく表すとても良いコピーなのですが、個人的には、ホビークッキングのもう一つのお楽しみ“買うを楽しむ”が入っていないことが少々気になります…。
…ということで、本日は「フェア2016レポート〜おみやげ編〜」として、会場で販売されていたこだわり食材にほんの一手間加えた簡単メニューの体験レポートをお届けします。


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まずは新旧そろい踏み。フェアリピーターの皆さまにはもちろんお馴染みの「バナナポーク」(日本畜産振興さま)と「ラーレリオリーブオイル」(ミヤ恒産さま)に加え、はるばる気仙沼から本年初出展された「完熟牡蠣のミルキーオイスターソース」(石渡商店さま)をコラボレーションします。
石渡商店さんに頂いたレシピを参考に、「豚しゃぶのオリーブオイスタードレッシングサラダ」を作ってみました。


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おいしすぎて危険です…
沸騰させない程度のお湯にさっとくぐらせたお肉は、ローストビーフのようにしっとり柔らかくてさっぱり。200gくらいあるお肉がペロッと食べられてしまいました…。こんなに美味しいブランドポークにも関わらず、お値段も良心的で家計に優しいですね。
オイスターソースでドレッシングを作るのは初めてでしたが、想像以上に牡蠣の風味がしっかり感じられ、「この使い方、アリかも…」と納得の美味しさでした!
お店の方に伺ったところ、牡蠣とトマトとの相性がとても良いそうなので、次回はぜひミートソース等にも使ってみたいです。


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続いてはこちら!
毎年、チーム「仲間たいこばん」としてご出展頂いている「山形のだし」(マルハチさま)をトッピングした「卵かけごはん」に挑戦です。
合わせるお米はもちろん、山形県が誇る特A米「つや姫」です。※JA全農山形さまは、今年のフェアにも初出展頂きました

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夏バテ、もう怖くありません
卵かけごはんなだけに、サラサラサラ〜、シャキシャキシャキ〜と、ものの数分で完食となってしまいますが、これほど食べ終わるのが切ない卵かけごはんはなかなかありません…
「さっぱりなのに、コクも栄養も◎」というこの組み合わせを知った今年からは、猛暑も夏バテも乗り切れそうです!


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続けて、北海道から出展の「塩水雲丹」(マルキ平川水産さま)です。
マルシェブースでは旨味が凝縮した昆布茶をご試食紹介頂きましたが、会場MAPに記された「うに」の2文字、みなさまお気づきでしたか?
こちらの塩水雲丹は、ミョウバン臭がなくて大変美味しいのですが、お店の方から「雲丹が浸かっている塩水で炊いたごはん、おいしいよ。捨てないでね〜」との耳寄り情報をキャッチ!さっそくおすすめの「雲丹ご飯」を作ってみました。


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塩水、いい仕事しています…
せっかくなので、味付けはシンプルに「雲丹風味の塩水」と昆布、お酒のみで炊いてみましたが、香ばしいおこげも出来てとても美味しい炊き込みご飯になりました。
さすが、生産者さんは無駄なく美味しい食べ方を熟知されていますね。お得レシピをありがとうございました♪


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最後は、有機肥料で育てた丹波なた豆100%使用の「なた豆茶」(こやま園さま)です。※写真はこやま園さまHPからお借りしました
日頃はもっぱらコーヒー党ですが、コーヒーに代わる美味しいお茶を求めて会場をうろうろしていた所、そら豆の2.5倍はありそうな巨大な豆のディスプレイを発見!思わず近寄った先がこやま園さまのブースでした。
詳しくお話をうかがってみると、特に女性に嬉しい様々な効能が期待できる健康茶で、スーパーフードとしても注目されているとのこと。焙煎した豆の香ばしい甘い香りで、お子さまでもごくごく飲めそうです。


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こやま園さまのHPにもアイデアレシピが色々紹介されていますが、「昨年11月のホビークッキング料理教室で満留邦子先生に教えて頂いたゼラチン使用のほうじ茶プリンを応用できるかも…」と思いつき、早速、オリジナルの「なた豆茶プリン」を作ってみました。
結果、なた豆茶で淹れたミルクティーと黒糖の相性はぴったり。麦芽飲料のような懐かしい味のお手軽プリン、とても美味しかったです。



サラダ、ごはん、デザートと、今回はごく一部の商品しかレポートできませんでしたが、今年のフェアにはなんと80社を超える出展者の皆さまがご参加下さり、各社個性豊かな食のご提案を頂きました。
お米、お肉、海産物、各種加工品や調味料、お菓子、お茶、お酒、保存食等々、新製品からロングセラー商品まで、本当にたくさんのこだわり食品がホビークッキングフェアの会場には集結しています。
次回ご来場の皆さまは、ぜひ大きなショッピングバッグをご用意の上、フェアならではのお買い物をお楽しみ下さいね。
もちろん!ご購入の際には、お店の方におすすめレシピを伝授頂くのをお忘れなく…

今回の食材のお問い合わせは…

①バナナポーク(NCS日本畜産振興 029-773-2901 http://www.ncs-r.co.jp
②ラーレリオリーブオイル(ミヤ恒産 042-636-8047  http://www.miya-co.co.jp
③ミルキーオイスターソース(石渡商店 0226-22-1893  http://www.ishiwatashoten.co.jp/fs/fukahire/c/oyster/
④山形のだし(マルハチ 0234-43-3331  http://maruhachi.n-da.jp/
⑤つや姫(JA全農山形 023-634-8143 http://www.zennoh-yamagata.or.jp/
⑥塩水うに(マルキ平川水産 0123-25-8585  http://uni-hirakawa.co.jp
⑦なた豆茶(こやま園 0795-74-2152 http://kyme.jp
(※「ホビークッキングフェアに出展されていた商品」とお伝え頂くとスムーズです)

2016年1月19日 (火)

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先日、“米どころ千葉県”の伝統郷土食の一つ、「せいがく餅」を頂きました。
千葉県のおコメを味わう郷土食といえば、例年のホビークッキングフェアでも大人気の『太巻き祭りずし』が有名ですが、この「せいがく餅」も、千葉県の香取、海匝地域を中心に古くから親しまれている伝統の味なのだそうです(「せいがく餅」の詳細は、こちらの資料をご覧ください ※千葉県米消費拡大推進協議会さまのHPからお借りしました)。


一般にお餅と言えば、のし餅のように蒸した「もち米」をついたものや、草団子のように米粉をこねて蒸し上げたもの、あんみつ等でおなじみの白玉団子などを想像しますが、「せいがく餅」はそのどれでもなく、「うるち米」を粉にすることなく米粒のままじっくりと蒸してつき、棒状に成形したものを適宜スライスしてお好みの食べ方で頂きます。

白玉のようにきめ細かで柔らかく、粘りが少ないので高齢者やお子様にも召し上がって頂きやすいのが特長とのこと。汁物や炒め物に入れても溶けにくいので、様々なお料理にもアレンジしやすいそうで、添付されていた参考レシピ集も“甘”から“辛”まで充実の内容でした


まずは手頃なものからチャレンジ!ということで、子供も大好きな甘辛三昧のお団子を作ります。

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パッケージから出したコチコチのお餅を1センチ程にスライスして・・・


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熱湯で2~3分茹でただけで、まるで出来立ての串団子のように柔らかなお団子になりました。


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こねたり蒸したりついたり・・・などの、お団子作りにありがちな面倒な工程は一切なし。ベッタベタのボウルやヘラなどを後片付けする手間もなく、思い立って5分もあればおいしいおやつの完成です。
今回は簡単にみたらし、ごまだれ、くるみ味噌だれをからめましたが、人が集まるとき等には餅フォンデュなども盛り上がりそうです。

韓国で炒め物(トッポギ)やお雑煮風のスープなど庶民的なお餅料理に使う、棒状のお餅「トック」は日本でもよく知られていますが、それと同じものが郷土食として千葉県で親しまれていることを今回初めて知りました。

昔の人々が地域の産物を無駄なくおいしく頂くための工夫から生まれた伝統郷土食、ぜひ現代の食卓にもうまく取り入れて、末永く受け継いでいきたいですね。

2015年9月17日 (木)

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今年もいよいよりんごの季節。

8月末くらいから新物の「津軽」が出始めましたが、今週、今年初めての「紅玉」を店頭で見つけました。真っ赤に色付いた小振りなものが、袋にたっぷり入って300円。迷わず購入です。

夕食後、早速作ったのはこちら! アップルジェリーです。

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昨年の晩秋に帰省した際、地元の女性達の間でちょっとしたブームになっているという保存食、アップルジェリーのレシピを教わりました。地域に移住してきたイギリス出身の女性が、あちこちの庭先で実るにまかせたままの姫りんごを見かねて伝授してくれたとの事。

ゼラチン等の凝固剤を一切添加していないのに、まるでゼリーのように常温でしっかり固まる不思議と、なにより目の覚めるようなきれいなルビー色に惹かれ、今年はぜひ自分でも挑戦したいと楽しみにしていました。

いざ、調理を開始します!

1)まずはりんごをよく洗い、4等分にして芯を取り除きます。

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2)芯をガーゼ布巾か、出汁用の不織布袋等にいれます。

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3)大きめの圧力鍋にりんご、りんごと同重量の水、芯を入れて火にかけ、圧力がかかってから弱火で20分加熱します。ちなみに、今回はりんご正味1300g、水1.3Lです。

圧力鍋がない場合は、普通のお鍋で40分くらい、りんごがほろほろに柔らかくなるまで煮てください。

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4)火から下ろして自然に圧を抜き、煮上がった鍋中のりんごと煮汁をサラシ袋に移します(袋がない場合は、厚手のキッチンペーパーを敷いたザルでも代用できます)。

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5)袋の口を紐でしっかり結んで一晩吊るし、自然に煮汁を漉しとります。仕上がりが濁ってしまうので、絶対にしぼらないでくださいね。

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6)一晩経ちました。この時点ですでにふるふるっとしています。

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7)漉し汁の4割重量の砂糖、1割のレモン汁(漉し汁1200gに砂糖480g、レモン汁120g)を混ぜ入れて強火にかけ、沸騰したら中弱火に落とし、こまめにアクを取りながらふつふつと煮詰めます。

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8)30〜40分ひたすら煮詰めます。煮汁が煮始めの半量くらいになったら、冷やしたお皿に少しとり、固まり具合をチェックしてください。ゼリー状の膜が張っていれば煮詰め終了です。

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9)きれいに煮沸消毒した瓶に手早く注ぎ、すぐに蓋を閉めて天地を逆さまにし、冷まします(長期保存したい場合には、瓶に注ぎ入れた後に15分程湯煎で滅菌してください)。

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10)完成です!

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りんごに含まれるペクチンと砂糖、レモンの酸が結びついてしっかりゲル化しています(糖度の目安は60%くらいです。低糖すぎると固まらないので注意してくださいね)。

さっそく、こんがりトーストやヨーグルトに乗せて、甘酸っぱい秋の味覚を満喫しました。

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【美味しいおまけ】

さらし袋に残ったりんごの搾りかすは、りんごジャムに出来ます。

お鍋に搾りかすと半量の砂糖、同量の水(1:0.5:1)を入れて混ぜ、火にかけます(芯は取り除いてください)。

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クツクツと15分程煮詰め、ツヤが出てきたら完成です。

お好みで、シナモンを振ったりブランデーを足したり、しっかり煮詰めてパイのフィリングにしても美味しいです。うっかり捨ててしまわないでくださいね。

2015年6月18日 (木)

前回の夏野菜カレーと同じ野菜を使って、付け合わせにぴったりなタコのマリネを作ります。

【タコのマリネ】

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【材料(約4人分)】

ゆでダコ 100g

タマネギ 中1/2個(約120g)

キュウリ 1/2本

パプリカ 1/2個分

オリーブ 適宜(8個くらい)

 <ドレッシング>

※白ワインビネガー 大さじ1強(食酢の場合には大さじ1弱)

※砂糖  大さじ1

※塩   小さじ1/2

※EXVオリーブオイル 大さじ1

※薄口醤油  小さじ1弱

【作り方】

1.ゆでダコは斜め薄切りにする。

2.タマネギはスライサーで薄切りにする。キュウリは縦半分にし、さらに斜め薄切りにする。パプリカとオリーブは種をとり、それぞれ薄切りにする。

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3.ドレッシングの材料をすべて合わせる。

4.ジッパー付き保存袋などに1〜3をあわせ、冷蔵庫で3時間(〜1晩)おき、味がなじんだら完成。

ディルやバジルなどお好みのハーブを入れたり、タコの代わりに海老や蒸し鶏をいれるなど、自分好みの味にアレンジしてみてくださいね。

2015年6月17日 (水)

P6130217 今年もそろそろ折り返し点。

関東はここのところ、雨が降るような降らないような不安定な天候が続いていますね。

そんな梅雨入り時におすすめの献活メニューは、ピリッとスパイシーな夏野菜たっぷりのヘルシーカレーです。市販のルーを使った簡単なレシピですが、美味しさの決め手は“蒸し炒め”。じんわり加熱で野菜の甘みをしっかり引き出してくださいね。

今回は、残ったお野菜でさっぱりとしたタコのマリネも作ります。

【夏野菜カレー】

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【材料】(5〜6皿分)

・タマネギ    中2個(約400g)

・塩      小さじ1/2

・オイル    大さじ1/2

(・カレーパウダー 大さじ1:お好みで、入れなくても可)

・おろしニンニク&ショウガ   各1片分

・鶏もも肉     中1枚(皮と脂を除く)

・ナス     中2〜3本

・ズッキーニ     1本

・キュウリ      2本

・パプリカ      1個(今回は赤・黄を1/2個ずつ使用)

・マッシュルーム 1パック

・ローリエ      1枚

・ミニトマト    10個

・固形のカレールー 3〜4片

・お湯(調整用) 約2カップ

・ごはん(本日はキヌア入り) 人数分

・トッピング  ラッキョウなどお好みで用意

【作り方】

1.タマネギは繊維にそって1cm幅にスライスする。厚手の鍋にタマネギ、オイル、塩をいれてからめ、フタをして弱火にかける。途中、こげないように2〜3回かきまぜながら、10分程炒める。

2.1を炒めている間に他の具材を用意する。鶏肉は2㎝角の角切り、ナスとズッキーニは2㎝程度の輪切り、キュウリとパプリカは一口大の乱切り、マッシュルームとミニトマトは縦半分にカットしておく。

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3.タマネギがしんなりしたら鶏肉を入れて炒め、火が通ったらニンニク、ショウガ、(お好みでカレーパウダー)を加えて軽く炒める。

4.3に、ミニトマト以外の野菜とローリエを加えて全体をざっと混ぜ、フタをして弱めの中火で蒸し煮するように10分程加熱する(途中、できるだけかき混ぜない方が良い)。

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5.10分したらフタを開けて火通りを確認する(野菜が蒸され、鍋底に蒸し汁が溜まっているくらいがベスト)。

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6.5にミニトマトと刻んだ固形のカレールー、調整用の湯をひたひたよりも少なめに入れて鍋中を大きく混ぜ、こげないようにヘラで時々混ぜながら5〜6分煮込む(混ぜすぎると野菜が煮くずれるので注意)。

7.最後に味を確認し、火を止め、ご飯、トッピングとともに器に盛る。

 

ここで完成です!・・・が、時間をおくと、更に味がなじみます。

【本日のポイント】

1.野菜は、水を入れて煮込むのではなく、蒸し煮した後で水分調整する!

  →仕上がりの甘味や食感が全く違います。ぜひお試しください。

2.カレーなので具材は何を入れてもいいのですが、旬のズッキーニはぜひおすすめ。少し厚めに切ると煮崩れにくいです。

おまけレシピ「タコのマリネ」は次回に続きます。

2015年3月18日 (水)

Img_0011春分の日を挟む1週間、今日から春のお彼岸です。

「暑さ寒さも彼岸まで」との慣用句にあるとおり、ここ数日は冬の寒さがすっかり影を潜め、日中は20℃を超える程の春の陽気。桜のつぼみもぷくっと膨らんでくるこの季節には、やさしい色合いの和菓子が似合いますね。

和菓子の新刊は春先に合わせて刊行されるものが多いため、今時期の書店には品のよい表紙のレシピブックが沢山並んでいます。パラパラと眺めているうちに自分でも手を動かしたくなり、久々に桜のきんとん(練切り)を作りました。

洋菓子に比べて材料も工程も出来上がりも至ってシンプル(というか、地味)ですが、お抹茶と頂くしっとり柔らかな出来たての和菓子は、豊かな豆の風味が味わえるだけでなく、慌ただしい日常のテンポをほんの少しスローダウンしてくれる効果もあるようです。

とはいっても、「和菓子なんてほとんど作ったことがないのに、いきなり練切りだなんて難しそう・・・」という初心者の方におすすめなのが、もち米と電子レンジで作る簡単「道明寺風さくら餅」です。

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『もち米で作る 道明寺風さくら餅』

【材料】(10個分)

もち米        150g        

水          150g

色粉(赤)       少々 ※少量の水(分量外)で溶いておく

上白糖         25g

塩         ひとつまみ

小豆あん     150g

桜葉の塩漬け     10枚

桜の花の塩漬け(あれば)適宜

【作り方】

1)もち米はさっと軽めに研ぎ、ざるで水気をよく切る。分量の水150gに水溶きの赤色粉を数滴落として薄桃色に染め、研いだお米を3時間程度浸ける。

浸水時間を利用して、小豆あんを10等分して丸めておく。桜葉は10分程水に浸けて塩出しし、水気を軽く拭いて軸の部分を切っておく(桜の花を使う場合も、同様に塩出ししてペーパーにとっておく)

2)浸水して柔らかくなったもち米を 米を研ぐ要領で軽く握りながらこすり、わざと割米の状態にする。

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3)ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で2分30秒加熱する。一度取り出し、加熱ムラを馴染ませるように大きく数回混ぜる。再びラップをして2分30秒加熱する。

4)レンジから取り出し、一部を食べてみて美味しく炊けていればよい。まだ生っぽいようであれば、20秒ずつ、様子を見ながら追加で加熱する。

5)ラップを外して乾いたふきんをかけ、そのまま10分程蒸らす。

6)蒸らし終わったら、ふるった砂糖と塩をいれて全体に馴染むようにヘラでよくまぜ、広げたラップの上に棒状に置く(桜の花を入れる場合には、このときに軸元を外した花びらを加えて混ぜる)。

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7)スケッパーなどを使ってもち生地を10等分し、手水をつけながらあんを包み、やや楕円になるよう形を整える。

8)用意の桜葉で、葉脈が外側に来るようにくるむ。好みで、桜葉の代わりに桜の花びらをあしらってもよい。

本来、道明寺さくら餅は「道明寺粉」という干飯を使いますが、わざわざ特別な材料を買い求めなくても、普通のもち米でほぼ同じ仕上がりの美味しいさくら餅を作る事ができます。定番の桜やよもぎだけでなく、ゆかり紫蘇や柚子ピール、ごま味の道明寺もオススメです。

当然ですが、丸めたもち米生地をあんで包めば、お彼岸にぴったりの「ぼたもち(おはぎ)」になります。

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御中日にあたる春分の日、ぜひ手作りの和菓子で一服してみませんか。

2015年3月11日 (水)

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グリンピースです!

ふっくら艶やかで今にもはじけそう…。

スナップえんどう、絹さや、さやいんげんなど、春から初夏に旬をむかえる若々しい豆は、甘みや香り、シャキシャキ食感に加えて、お料理を引き立てる鮮やかなグリーンも美味しさのうちですね。

Img_0038_2購入時には「たまには“シャレた”お料理でも」とは思うのですが、いざキッチンに立つと、ついつい豆の美味しさをシンプルに味わう定番メニューばかり作ってしまいます。

まずは豆ご飯。

研いで普通に水加減をして浸水させた2合のお米に、昆布の小片と塩小さじ1、お酒大さじ1(お好みで、みりん大さじ1でも可)を加えてひと混ぜし、グリンピースのむき身を食べたいだけたっぷり加えて炊きます。

とっても簡単なのに、かなりの確率で「わぁ、今日は豆ご飯!」と歓声が上がる、口福メニューですね。

炊く際にふっくら柔らかなちりめんじゃこや旬の桜海老、刻んだ油揚げ等をプラスするのもオススメです。おこげを楽しみに、土鍋で炊くのも良いですね。

もう一つはこちら。

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誰でも作れて、でも間違いなく美味しい定番料理、「卵とじ」です。

『新タマネギとグリンピースの卵とじ』

【材料】(3〜4人分)

・グリンピース(さやつき) 300g程度

・新タマネギ         1個

・卵             2個

(煮汁)

・だし         1カップ半(300g)

・酒           大さじ1

・淡口醬油        大さじ1

・みりん         大さじ1

・砂糖          小さじ2

・塩          1つまみ強

Img_0056【作り方】

1)グリンピースはさやから取り出してさっと洗う。タマネギは皮を剥き、繊維に沿って薄切りにする。

2)鍋に煮汁の材料とグリンピース、タマネギを入れて中火で6〜10分、豆の皮が柔らかくなるまでことこと煮る(煮える時間は豆の状態によってまちまちなので、必ず途中で食べてみて火通りを確認してください)。

3)豆が煮えたら煮汁の味を見る(お吸い物より気持ち濃いめがベスト)。丁度よい加減であれば火を強め、十分に沸いた状態になったら溶き卵を鍋縁からまわし入れ、再度ふわっと沸いたら火を止める。

4)たっぷりの煮汁とともに器に盛る。

本来は豆を下ゆでした方が上品で色も鮮やかに仕上がりますが、私個人としては、豆の茹で汁にでた雑味や甘み、香りも含めて卵でとじるズボラレシピの方が好みです。

卵とじの味付けは、ほんの少し甘めくらいが美味しいように思われますが、甘みが苦手な方はお砂糖を減らしたり、みりんをお酒に変えるなどして調節してくださいね。